ほう・れん・そう
先日、スピーチの相談を受けた元受講生から、本番は落ち着いて話せましたと、嬉しい報告がありました^0^)
相談者の中には、自分のことで何度も連絡をするのは迷惑だろうと思って、相談後はそれっきりという人もいます。
私も、連絡がないのはきっと問題がないからだと考えるようにしていますが、やっぱり報告してくれるとホッとしますし、嬉しいものです^-^)
報告と言えば、私が社会人になって2年目の頃、こんな苦い思い出があります。
その日は仕事関係のパーティーに上司と出席していたのですが、私はやり残した仕事があって先に帰ることになっていました。
そろそろ帰る時間になり上司の姿を探すと、ちょうど取引会社の方と談話をしている最中でした。
何も言わずに帰るのも気になりましたが、話が盛り上がっている様子にどうしても声を掛けることが出来なかった私は、「上司も私が先に帰ることは知っているから大丈夫かな」と考えて、そのままパーティー会場をあとにしたのです。
すると翌日、上司に「どんな状況でも、帰る時は一言声をかけて欲しかったな…」と、注意を受けてしまいました
新人の頃に教えられたビジネスマナーの「報(ほう)・連(れん)・相 (そう) 」の重要性を私は認識していなかったということです。
あらためて、「ほう・れん・そう」を見直してみますと、そこには複雑な人間関係の中で起こりそうな問題を出来るだけ回避しようとする、知恵が詰まっていることがわかります。
どんなことでもそうですが、慣れてくると忘れがちなのが「基本」です。しかし、大事なことは全て基礎や基本の中にあると言えそうです。
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