
2021年01月21日
はっきり物を言わない日本人は対話が苦手
YES、NOから始まる外国語と違い、日本語は最後まで話を聞かないと何を伝えようとしているのかわからないとよく言われます。
話しをするとき、ストレートな表現を避け、相手に察してもらうことを期待した言葉を多用していませんか?
それが日本語の奥ゆかしさ、美しさでもあると思いますが、時と場合によっては不誠実、信頼できない人と評価されかねません。
前回お話しした 【結論が見えにくい、結論がない話し方 】というのは
多くの日本人の話し方の特徴と言えるかもしれませんね。
であるならば、日頃から明確な言葉に対する敏感さが大事です。
たとえば、次のような質問をされたら、どう答えますか?
Q あなたは小学生が携帯電話を持つことに賛成ですか?
A「それ、難しい問題よね〜 実は私の知り合いでね‥‥」
質問に対して、答えが曖昧ですね^^;)
賛成ですか?と聞いていますから、まず賛成か反対かの結論を先に伝えます。
結論の次は理由。その後、自分が持っている情報について整理をしてお話をすればOK!
同じ日本人の中でも価値観が多様化しています。
何を伝えたいのかわからないと言われないように、結論を明確にして
「対話力」を鍛えたいものです。
Posted by 吉田あや子 at 15:07│Comments(0)