2008年08月28日

アフガニスタンの事件

アフガニスタンの復興支援を続けていた伊藤さんが遺体で発見されました…。

伊藤さんが所属していた「ペシャワール会」は2002年、第1回沖縄平和賞を受賞していますので、沖縄にとっても縁のある団体です。

人間の安全保障に貢献し普遍的な平和への意識を喚起したとして贈られた沖縄平和賞。当時、代表の中村さんは、これまでのどの賞より嬉しいと語っていました。

この事件を通して人間の心について思うことがあります。

人は決して自分と同じ善人ではないと言うこと。 私は人を殺めることがなくても、他者もそうとは限りません。

私自身は基本的には自分の中の善を信じて生きていますが、100%とは言い切れません。人間には自分でもわからない部分があるのだと考えて、自分自身や相手と向き合った方がいいと思っています。

なぜなら、そもそも人間というのは未熟な存在で、人は置かれた環境によって心(考え)が変わるものだからです。

思考によっては正義の名の下で殺人も行うのです。勿論自分はそんな人間にならないように祈っていますが。

弱い立場の人を助けたいという尊い思いから、献身的にアフガニスタンの復興に尽力された伊藤さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。


















Posted by 吉田あや子 at 11:09│Comments(0)
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