
2015年03月23日
すれ違いをなくす聞き方
人の話しを聞くことは、自分が話しをするより難しいものです。
誰でも経験があると思いますが、「言った」「言わない」といった話しのすれ違いは日常の中でよくあります。
なぜそのようなすれ違いが起こるかというと、話し手は自分が伝えたように聞き手に伝わっていると思い、聞き手も相手が話している内容をちゃんと聞いているつもりだからです。
まさか自分が聞きたいように聞いているとは思っていないでしょう。
人は同じものを見ても、同じ「言葉」を使っていても、同じように「解釈」するとは限りません。
程度の差はありますが、いろいろな対象に対して、それぞれの見方があります。
人の話しを的確に聞くための心構えとしては、まず自分が持っている先入観にとらわれないようにします。
しかし心構えだけでは不十分で、人の話しを聞く時は、ただ漫然と聞くのではなく、相手が伝えたいことを的確に聞くための「スキル」を身につける必要があります。
相手の話しを的確に「聴く」ポイントは、話しの中の「ありのままの事実」と「相手の感情」を分けることです。
この2つを意識して人の話しを聴くようにすると、話しのすれ違いはかなり防ぐことが出来ます。
Posted by 吉田あや子 at 11:42│Comments(0)